Joruri Gwを大規模組織に導入する場合のサーバ構成例をご紹介します。

2011年5月25日

Joruri Gwは、小規模組織から大規模組織まで、サーバ構成により導入可能なオープンソースグループウェアです。
中でも一番威力を発揮するのが、コスト的メリット(ライセンス料が不要)が非常に大きい数千人以上の大規模組織への導入です。
今回、7000人規模での標準的組織での利用を想定して、仮想ウェブサーバを利用しコストを抑えたサーバ構成例を紹介します。
また、今後、主流となる庁内クラウドでの運用も可能な製品としておりますので、是非、導入についてご検討いただきますようお願いいたします。
なお、導入サポートについても随時、相談を受け付けております。(サポートは有償になります。)

 

基本仕様

  • OSはCentOSを使用します。
  • XenServerで仮想化を実現し、物理的な機器の台数を削減しています。
  • memcachedを使用することで、メモリ消費とmysqlへの接続を減少させます。

 

サーバスペック

Joruri GWのみの場合
  CPU CPU数 Memory HDD 台数
負荷分散サーバ Xeon X3360 1 4GB 160GB 2台
Web、NFSサーバ Xeon X5560 2 12GB 160~300GB 1台
Xenサーバ Xeon X6550 2 24GB 160~300GB 2~3台
DBサーバ Xeon X5560 2 12GB 160~300GB 2台
バックアップサーバ Xeon E3210 1 4GB 1TB~2TB 1台
           
Webサーバ(仮想) - 6 4GB 20GB 10~12台

 

Joruri GwとJoruri Mailの場合
  CPU CPU数 Memory HDD 台数
負荷分散サーバ Xeon X3360 1 4GB 160GB 3台
Web兼NFSサーバ Xeon X5560 2 12GB 160~300GB 1台
Xenサーバ Xeon X6550 2 24GB 160~300GB 4~5台
DBサーバ Xeon X5560 2 12GB 160~300GB 3台
バックアップサーバ Xeon E3210 1 4GB 1TB~2TB 1台
           
Webサーバ(仮想>) - 6 4GB 20GB 20~24台

※予備機を仮想化することで、機器の台数を削減しています。

※Joruri Mailには、別途IMAP対応のメールサーバが必要となります。

 

導入機器構成

Joruri Gwのみの場合

jorurigw1_2.jpg
画像をクリックすると大きな画面で見られます。

 

Joruri GwとJoruri Mailの場合

jorurigw2_2.jpg
画像をクリックすると大きな画面で見られます。

 

システム負荷

クライアント数および同時接続数は、以下を想定しております。
  • クライアント数:7,000台
  • 平均同時接続数:700セッション
  • 最大同時接続数:2,100セッション
一日あたりの処理は、以下を想定しております。
  • ポータル起動:10回程度
  • スケジューラー起動:20回程度
  • 各種システム:50件程度の記事にアクセス
上記負荷の想定から、以下のシステム構成で対応いたします。
  • Webサーバあたり同時200セッションを想定
  • 仮想化により11台のWebサーバを構築するため、システム全体の最大同時接続数は2,200セッションを想定
  • 想定を超えた場合の負荷には、Webサーバを増設し、パフォーマンスの向上を実現

 

サービス冗長化

負荷分散サーバ
  • 負荷分散サーバは、仮想IPを本番と予備に振り替えることで、冗長化を実現しています。
  • 予備は、HeartBertで本番の死活監視を行っており、一定時間確認ができなければ、仮想IPが予備に設定され、サービスが開始されます。本番が復旧した場合は、仮想IPが本番に設定され、サービスが開始されます。
Webサーバ
  • Webサーバは、機器を複数台用意し、またそれぞれの機器をXenServerによって仮想化します。
  • 負荷分散サーバから、複数のWebサーバへ振り分けを行うことで冗長化を実現しています。
  • 接続先のWebサーバはランダムに振り分けられますが、接続元IPが同じ場合は、最後にアクセスしてから一定時間、同じWebサーバへアクセスします。また、負荷分散サーバから振り分けを行う前に死活監視を行っており、Webサーバがダウンした場合は、他のWebサーバにアクセスが振り分けられます。
  • システム負荷が増大した場合は、Webサーバを増設することで、容易に改善することができます。
DBサーバ
  • DBサーバは、本番と予備の間でMasterとSlaveとして、常時Replicationを行っており、データを同期しています。
  • 予備は、HeartBertで本番の死活監視を行っており、一定時間確認ができなければ、仮想IPが予備に設定され、サービスが開始されます。本番が復旧した場合は、仮想IPが本番に設定され、サービスが開始されます。