開発方針

今日の自治体サイトでは、掲載する情報の増加や即時性への要求、さらにはWebコンテンツの高齢者や障害者に対する配慮を定めたJIS規格への対応などの背景から、CMSを利用したサイト構築が普及しつつあります。

世界には多種多様なCMSが存在しますが、自治体サイトの構築においてはそのまま使える手頃なCMSは見当たらず、不十分な機能の範囲で利用することを工夫したり、必要な機能を追加開発して利用しているのが現状と思われます。

このような状況において、徳島県と株式会社アイ・ディ・エスは、徳島県ホームページの再構築のため自治体サイト向けCMSとしてJoruriを共同開発しました。

Joruriは設計段階から単に徳島県ホームページを再構築するだけでなく、多くの自治体で汎用的に利用できるCMSとして機能や操作性の検討を積み重ねました。

2009年10月にJoruriでリニューアルした徳島県ホームページを公開し、その後すべてのソースコードをチェックし、2010年3月にオープンソース化しました。

Joruriは2010年3月に公開した後も精力的に開発を進めており、一ヶ月に一回のペースで新しい機能を追加リリースしています。

現在のJoruriの機能で標準的な自治体サイトを構築することは可能となっておりますが、オープンソース化した後も全国各地から色々とお寄せいただいているご要望やご意見を参考にして、さらに自治体向けCMSとして有用な機能改善を随時行っていく予定です。

このようにJoruriの開発においては、自治体向けCMSとしての機能を洗練させることを最優先としておりますので、汎用的なCMSとは若干、方向性が異なりますことをご理解ください。

また、2011年5月には徳島県庁で運用されているグループウェアをオープンソースとして公開いたしました。

このグループウェアはJoruri Gw(ジョールリ・グループウェア)という名称で、Joruri CMSとシームレスに連携できるなどJoruriシリーズの開発においては、相互連携による有機的なシステム構築が行えるように考慮して開発しています。

Joruriはこれからも進化し続けます。
今後ともJoruriをよろしくお願いします。

2010年9月7日